咳が止まらないなんてことはありませんか?
風邪をひいた後の長く続く咳もありますが、
実際は他の病気が隠れていて咳がでていることもあります。
咳の具体的な症状やどういったときにおきるかなど詳細に伺い、必要な検査や該当する診療科をご紹介いたします。
「長引くせき」「ぜんそく」「COPD」「睡眠時無呼吸症候群」などの呼吸器疾患に対応致します。
現在、咳症状の患者様につきましては完全予約制にて対応しておりますのでご希望の患者様は電話にて予約お願いします。
気管支ぜんそく
気管支ぜんそくは、発作的に咳、痰、喘鳴(ゼェーゼェー、ヒューヒュー)が出現し、息苦しさを伴う病気です。こうした症状を繰り返す場合は気管支ぜんそくの可能性がります。当院では諸検査による診断および治療を行っています。気管支ぜんそくの治療で重要なことは、適切な維持療法を継続することです。発作が消失したからといって治療を中断したり、発作時だけ治療を行っていると、大きな発作を引き起こしたり、難治性(治療が効かなくなる)の病状をまねくことになります。当院では、患者様と相談しながら継続して治療をしていただけるよう、ガイドラインにそった標準治療を提供しています。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
慢性閉塞性肺疾患(COPD)という病気をご存知でしょうか。タバコ煙などの有害物質の長期吸入暴露によって引き起こされる肺の炎症性疾患です。日本では約530万人が罹患していると推定されていますが、その大多数が未受診・未治療であると考えられています。特に喫煙習慣(現在、過去に関わらず)のある方で慢性的な咳・たん、息切れのある方は受診をお勧めします。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは睡眠中に呼吸が止まってしまう病気です。症状はいびき、夜間頻尿、日中の眠気、起床時の頭痛などです。睡眠の質の低下は仕事効率の低下、居眠り運転事故を引き起こす原因になります。さらに、SASは高血圧、脳卒中、心筋梗塞発症の危険因子にもなります。当院では詳細な問診ののち、簡易検査(この検査は自宅で行える検査で、入院の必要はありません。)を行っています。さらに精密検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)が必要な場合は専門病院へ紹介させていただきます。
・・無呼吸症候群の治療・・
軽度の場合であれば、肥満の解消などの生活習慣の改善によって睡眠時無呼吸症候群が改善することもあります。
一方、重症例に対してはCPAP(シーパップ)療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)が選択されます。当院ではCPAP療法も実施しております。